コロンバス・クルーSC 2016(その2)
【試合概要】
2016年9月25日 19時00分(ET)キックオフ
@Mapfre Stadium(オハイオ州コロンバス)
【試合結果】
コロンバス 2-0 ニューイングランド
コンコース・施設その1(グランドレベル)
MLSでは珍しい?入場後に賑わいのある広場

MLSで、入場してからの広場で飲食・グルメエリアとなっているスタジアムは他にないかも・・・? Jリーグだと磐田のヤマハスタジアムが似たような感じでしょうか。

違う角度から。ケータリング車両でも営業中です。

座って食べられるエリアもちゃんとあります。この辺の雰囲気はリーグに似ています。

ケータリング車両はギリシャ料理「ピタ」屋さんでした。ひとつ10ドル。このスタジアム、MLSではグルメ度が高いかもー。

そして、ここのスタジアム名物(と勝手に思い込んでいる)、レモネード! チームカラーにぴったりですね。味はすごく甘いです。溶けていない砂糖がざらざらしていました。アメリカではこれが標準なのだろうか?と思いながら飲みます。
オフィシャルショップは中規模程度

オフィシャルショップです。他のMLSチームと比べると中規模程度か、やや狭いでしょうか。しかし、独立店舗で品揃えはそれなりにありました。
実は店内で日本人さんを複数名、見かけました。空港でも多く見かけたので帰国してから調べたら、本田技研のアメリカの拠点がコロンバス近郊にあるようでした。
鉄骨だらけで雰囲気があるスタンド下のコンコース

スタンド下のコンコースは鉄骨むき出しで、なんとなく古風な雰囲気があります。

コンコース下にも売店がいくつかあり、試合中は広場まで行かなくても飲食物が調達できます。

では、スタンドに出ましょう。
コンコース・施設その2(スタンド頂部等)
スタンド頂部のコンコースも賑わいエリア

夕暮れと逆光で分かりづらいのですが、スタンド1層目の頂部のコーナー付近にも売店等があり、人通りがとても多いです。

2層目スタンドの下は売店がなく、おとなしめです。
スタジアム内部
コの字型スタジアムはコロンバスから始まった?

まずは、スタジアム内に掲げられていたスタジアムマップ。北側スタンドがコンサートなどに使用されるステージとなっています。
コの字型というより、ニの字+αという感じもしますが、あえてコの字型ということにしておきます。
今回購入した座席はセクションNo.104の前から12番目。1人39ドルでした。

北側スタンドのステージです。他のスタンドにはない屋根が、ここだけしっかりとかかっています。試合中は立ち見で、後方には飲食用のテーブル・チェアがあります。

東スタンド(バック側)から南側(ゴール裏)方向です。南側(ゴール裏)のスタンドは、メイン&バックスタンドとは連続性のない構造となっています。

北ステージ(ゴール裏)から南スタンド(ゴール裏)方向です。北ステージ以外に屋根がないので、デザイン的にはすっきりしています。

北ステージ(ゴール裏)から南スタンド(ゴール裏)方向を別角度から。左が東スタンド(バック側)、右側が西スタンド(メイン側)です。

南スタンド(ゴール裏)から北ステージ(ゴール裏)方向です。ピッチに大勢降りていますが、誰かの出待ちでしょうか。左側は

西スタンド(メイン側)です。2層式スタンドなのに1層式のように連続性があり、一体感が出そうな造りです。
スタンド最高地点からの眺め

スタンドの最も高い箇所まで上がってみました。東スタンド(バック側)から南スタンド(ゴール裏)方向です。2層目の座席はすべてアルミ製のベンチシートです。

東スタンド(バック側)から正面の西スタンド方向です。西日が眩しい・・・。2万人級の中規模スタジアムなのに、最上部まで上がってみるとすごく高く感じます。

北ステージ(ゴール裏)の様子がよく見えます。ゴール裏の座席は安めの価格設定だし、それであればステージにして多目的で使えるようにしよう、と割り切っているのでしょう。しかし、2020年代に建てられるスタジアムはどこもステージがないロの字型で、ステージがあるコの字型は建てられなくなってしまいました。
座席タイプは、メインとバックの中央付近が樹脂製の個席タイプ、それ以外はベンチシートです。最近建てられているMLSスタジアムが立ち見以外は個席タイプが主流となっている中、コロンバスは大部分がスタジアムの大部分はベンチシートとなっていて、少し設計思想が古くなってしまったかも知れません。

バックスタンドを下方から見るとこんな感じです。

こちらはVIP席。室内にはケータリングの用意があるようです。
試合の様子
選手入場!

試合開始時刻は19時00分となっていますが、19時10分になってこの状況。これから選手入場&セレモニーです。

本日の対戦相手、ニューイングランド・レボリューションのチームカラーは紺色ですが、コロンバスのチームカラーで表示されてしまっています・・・。
デジタル表示の「5:11」とあるのは、キックオフまでのカウントダウン時刻でしょうか?

ここで大型ビジョンによる選手紹介。カウントダウンは「0:31」となっています。

選手が所定のポジションにに散らばり始めました。いよいよ試合開始!

黄昏。そういえば、日立台のナイトゲームもこんな感じで綺麗だなー、と思いました。なお、空港が近いのでよく飛行機の離発着が見られます。
キックオフ!

キックオフ! コロンバスでは火薬も煙も使われませんが、紙テープは派手に舞います! なんと健全なのでしょう。

大型ビジョンでは常にピッチの映像が映し出されています。チーム略号、得点、経過時間がデジタル表示になっていて少しだけレトロな感じ。

座席はバックスタンドの前から12番目。それでもピッチからかなり近くに感じます。

たまにスタッツも表示されます。Jリーグで途中にスタッツ表示をしているスタジアムは記憶にないです。ただ、MLSはどこも選手一覧が表示されません。出場選手の情報は、入場時に配られるプログラム(といっても両チームの選手一覧程度)で背番号と照らし合わせて見るようになっています。

座席は北スタンドに近い付近です。写真では見えませんが、コロンバスのサポーターはこの写真のもっと右、コーナー付近に陣取っていました。
仙台のチャント「TWISTED」が間近で聞こえてきました!

GOOOOAL! アウディ社がスポンサーとなっているようで、演出がとてもうまい!
試合終了!

2-0でコロンバスが勝利! そして紙テープが舞います。

コロンバスの選手が挨拶しにサポーターエリアに向かいます。まとまってではなく、個々で行く人は行く、という感じでしょうか。

では、これから帰るとしましょう。ホームチームの勝利、みんな楽しそうな表情で家路につきます。

試合後の南ゲート広場の様子です。

車しかないアクセスなのに、駐車場から街路へは5分程度でかなり早く出られました。
スタジアム・試合雑感
- スタジアムの雰囲気は、なんとなく日立台に似ているかも。
- 残念ながら空席が目立っていました・・・。普段からこんな感じです。
- 古風な雰囲気がMLSではかえって新鮮でした。新スタジアムに移転する前に行ってみるのもいいかも!
- 日本人の観客を結構見かけたスタジアムでした。
その1・・・スタジアム概要・周辺状況・外観 編
その2・・・スタジアム内部・試合のようす 編
その3・・・アクセス 編
ホームタウンを観光しよう!(コロンバス編)