世界の主要リーグで最も得点が入るMLS

 以前から、MLSはよく点が入るなー、と思っていたのですが、この度MLS公式パフレットで、MLSが最も得点が入るリーグである、と裏付けされました!
 MLSパンフレットによる記事の内容と、主観でもそう思っていたので、自分が観戦したリーグでも検証してみました。 

(この記事は2020年4月現在のものです)

MLS公式パンフレットによる記事

2020 MLS Season Brochur

 MLS公式の2020年版パンフレット「2020 MLS Season Brochur」には、リーグのゴール数について下記のとおり記載されていました。

MLS IS THE HIGHEST SCORING TOP-FLIGHT SOCCER LEAGUE OVER THE PAST FIVE YEARS

(出典元:2020 MLS Season Brochur)

 MLSは、過去5年間における世界主要リーグの中で最もゴール数が多い・・・とのこと。パンフレットには、順位形式で下記のとおり記されていました。

リーグ名1試合あたりのゴール数(過去5年間)
MLS(アメリカ合衆国・カナダ)2.97得点
ブンデスリーガ(ドイツ)2.88得点
ラ・リーガ[リーガ・エスパニョーラ](スペイン)2.72得点
セリエA(イタリア)2.72得点
プレミアリーグ(イングランド)2.71得点
リーグMX(メキシコ)2.66得点
リーグ・アン(フランス)2.58得点

 
 MLSは1試合あたり3点近く入るリーグとなっていて、他国のリーグと比べて突出しています。なお、Jリーグは集計に含まれていませんでしたが、あまり点が入らないイメージがあるので、フランスより下なのかもしれません。
 

主観で自分が観た試合を集計!

 統計上は最も得点が入るリーグですが、スタジアムの盛り上がりのためには、自分が観に行った試合もそうあってほしいもの。そこで、過去に自分が観戦した9試合がどうだったか、検証してみることにしました。

過去に観戦した9試合での1試合あたりゴール数

回数観戦年ホームスコアアウェイ総ゴール
12015カンザスシティ○ 2-1モントリオール3
22016ヒューストン○ 3-1ポートランド4
32016コロンバス○ 2-0ニューイングランド2
42017コロラド△ 1-1ニューヨーク・シティ2
52018ソルトレイク○ 6-2ロサンゼルス・ギャラクシー8
62019ニューヨーク・レッドブルズ○ 3-2ロサンゼルス・ギャラクシー5
72019フィラデルフィア○ 6-1ニューイングランド7
82019シカゴ○ 4-0ダラス4
92019ミネソタ○ 3-2ソルトレイク5
ホーム合計30-10アウェイ合計

 
 自分が観戦した試合では、1試合平均なんと4.44得点でした! ホームチームだけでも1試合平均で3.33得点です。それにしても、自分が観に行った試合は、ホームから観ると8勝0敗1分け。ホームで30得点ですので、それだけホーム勝利といういい雰囲気を味わっていることになります。2017年の引き分けの試合も、終盤に追いついていますので、勝ちに等しい引き分けでした。
 なお、参考までに、自分が観戦したJリーグ過去5年間では、1試合平均で2.55得点(240試合観戦)でした。MLSの自己平均得点は、試合数を重ねれば若干減ってくるかもしれません。

まとめ

 このように、MLSではかなり得点が入るリーグだということが裏付けされました。普段からMLS公式ページやYouTubeのハイライト動画で試合結果を確認していますが、0-0で終わる試合はほとんどないですし、守備固めをほとんどしない、勝っていてもなおゴールを取りに行くのがMLSの醍醐味。5得点以上というゲームもざらにあります(自分が観た試合も9試合中4試合が5得点以上)。是非スタジアムでゴールラッシュを体験しましょう!