現地観戦のスケジュール感
現地にはキックオフの何時間前に着けばいい? スタジアム内の過ごし方、楽しみ方は? 試合開始まで何があるの? 標準的なMLS試合当日のスケジュール感を紹介します。
なお、チームによって例外があるかも知れませんがご了承ください。
キックオフ時間について
キックオフ時間は、各チームの公式ホームページから検索することができます。
下の画像は、ロサンゼルス・ギャラクシーのページから引用したものです。赤枠に「7:00PM PT」とあるのは、PT=太平洋(パシフィック)時間の19時00分に試合開始という意味です。ご存じのとおり、アメリカは4つの時差があり、時刻の後ろに時間帯を現す記号が必ず表記されます。
→「ET=米国東部時間」「CT=米国中部時間」「MT=山岳部時間」「PT=太平洋時間」
デーゲームかナイトゲームかで行動計画がかなり異なってきますので、きっちり把握して計画しましょう!

当ページでは、上の試合開始時間を基準としてスケジュール感を表していきます。
現地到着から入場まで
キックオフから2時間00分程度前
【スタジアム到着!】
スタジアム周辺を散策する、スタジアム内部をひととおり見てまわる、ショップで買い物する(スタジアム外にショップがある場合)・・・とした場合、これくらいには到着しておきたいです。
キックオフから1時間30分~1時間00分前
【入場開始! 】
Jリーグでは、概ねキックオフの2時間30分~2時間00分前が入場開始時間ですが、MLSではもっと遅くて1時間30分前です。2時間前までに入場できれば、ショップでいろいろ買い物したり、スタジアム内を見てまわったり、食事したりするのに余裕なのですが、入場開始が1時間前だと全然足りません・・・。
入場からキックオフまで
キックオフの1時間00分前からキックオフまで
【スタジアム内部散策】
スタジアムに興味があれば、散策してみましょう。MLSはホーム、アウェイのエリア分けがないため、Jリーグでよくある「アウェイサポ以外立ち入り不可」という規制がなく、コンコースを1周又は端から端まで見てまわることができます。
【スタジアムグルメ】
残念ながら、Jリーグのようにフードメニューは充実していません。アメリカ自体、地元名物というフードがあまりないので仕方ないです。なお、どのスタジアムにもホットドッグがあります。
その代わり、ビールの種類は結構豊富です。車以外できているときは是非!
(左)中華風焼きそばはMLSでは珍しいかも(NYレッドブルズ)
(右)バーがあるスタジアムでは地元ブルワリーのビールを提供しているところも(ミネソタ)
【オフィシャルショップ】
クラブがスタジアムを所有及び運営しているケースが多いので、ショップは常設タイプがが多く、品揃えが豊富です。
ショップが入場後のコンコースにある場合、当然、入場後しか買い物できません。キックオフまでお目当てのグッズをじっくり探すのもいいですが、時間を節約したい場合はあらかじめ公式ホームページのオンラインショップ・ページで探しておくことができます。
(左)アウトサイドのショップ入口。試合日は施錠してインサイドから入場(フィラデルフィア)
(右)クラブによっては街中に公式ショップを構えている場合も(ソルトレイクシティ)
【選手入場!】
概ね、ホームページやチケットにある表示時間に選手が入場してきます。火薬を多用した演出に注目!
(左)カンザスシティの火薬演出
(右)コロラドの演出はまるで花火
【国歌斉唱】
選手入場後、歌手による国歌斉唱のシーンとなります。外国人なので歌うことができないとしても、一緒に起立して敬意を表しましょう。
なお、カナダのチーム(バンクーバー、トロント、モントリオール)との対戦の場合は、アメリカ国歌の次にカナダ国歌が流れます。
試合開始から試合終了まで
試合開始後
【キックオフ!】
キックオフは、 ホームページやチケットにある表示時間のおよそ10分後です。なお、Jリーグでは表示時間の3分後に実キックオフとなります。
キックオフ直後に歌われるチームチャントにも注目しましょう。
【試合中の雰囲気】
雰囲気は、グラブによってさまざま。当然ですが客入りのいいスタジアムは雰囲気が最高! 客層もチームによって様々ですので、試合そのもののほか、そちらの雰囲気も味わってみましょう。
【ゴール!】
ホームチームのゴールはスタジアムが一瞬にして盛り上がる最高の瞬間! ゴール時は、チームごとにいろいろな演出がされます。モントリオールでは鐘の音が響いたり(ゴール裏で実物の鐘を鳴らしている)、シアトルでは火が噴いたり、カンザスシティでは青い紙吹雪が舞ったり、アトランタでは長ーいクラクションが派手に鳴ったり、フィラデルフィアではテクノが流れたり。個人としてはこういったシーンがとても印象深く記憶に残ります。
【マスコット】
Jリーグと同様、MLSにも多くのチームにマスコットがいます。彼らはよく試合中にスタンドまでやってきて、写真撮影に応じています。近くに来たらツーショットでに写真を撮りましょう!
(左)ヒューストンのマスコットは犬。よく写真撮影に応じていました
(右)フィラデルフィアのヘビ(?)。基本ヒールキャラですが見た目と違って愛嬌のあるやつです
【試合終了!】
ホームチームが勝利すれば、これまた派手な演出があります。煙幕、火薬、紙テープなどなど。おもしろいことが起きるので、贔屓チームがなければぜひホームチームを応援しましょう!
(左)紙テープが舞い上がる!(コロンバス)
(右)チームによっては選手のパフォーマンスも!(ミネソタ)