MLSで歌われるJクラブのチャントまとめ

 コールリーダーを中心に統率がとれた応援のJリーグ。自然発生的な声援から迫力を見せる欧州リーグ。どちらの応援がよいか、時たま賛否が分かれるときがありますが、さてアメリカMLSは・・・? MLSは、ほぼJリーグに近い応援スタイル。グラブが所有するスタジアムでは、コールリーダーのための2畳程度の高台ステージが用意されているところがほとんどで、リーダーと太鼓隊のリードで一体感のあるチャントを歌い上げます。これはアメリカの他のプロスポーツにはない応援スタイルでしょう。

 そのようなことから、MLSを観戦していると他でよく聞くチャントを耳にしますが、中にはJリーグのクラブで使用しているチャントを聞くことも。そこで、私がMLS観戦で聞いたJリーグクラブの有名チャントをMLSクラブ別にまとめてみました。わかり次第、徐々に増やしていきます。
  

コロンバス・クルーSC

TWISTED(仙台)

“Glory to Columbus ・・・仙台の代表的チャント「Twisted」は、仙台から世界のクラブに広まったことで有名で、やべっちFCでも紹介されたほど。テレビではポートランドのチャントとして紹介されましたが、コロンバスでも採用してます。現地で聞いたときはびっくり!

ミネソタ・ユナイテッドFC

札幌FORZA(札幌)・バモス(福岡)

(ミネソタでの題名不明) ・・・ミネソタのチャントはYouTubeであまりアップされていないので、今のところ動画は見つけられていません・・・。でも現地でしっかり聞いたので間違いないです(2019.9.15)。
 このチャントの元祖がどこのクラブかはわかりませんが(ひょっとして海外?)、Jリーグだと特に札幌、福岡の印象が強いです。特に札幌といえば、赤黒の勇者とこの曲でしょう!
 

ポートランド・ティンバーズ

TWISTED(仙台)

(ポートランドでの題名不明) ・・・先にコロンバスで歌われている、と紹介しましたが、ポートランドで採用されている方が有名かもしれません。仙台のTWISTED採用事例はMLSで2チーム。元はアメリカのヘビメタバンドなだけに、もっと採用するクラブが出るかも・・・?

ロール3(鹿島)

“KEEP IT UP” ・・・鹿島の代表的チャント「ロール3」も世界のクラブで使われ始めており、MLSではポートランドが使用しています。歌詞カードには「”KEEP IT UP” Tune:Kashima Antlers chant」と、鹿島から引用したことが明記されています。
[サポーター団体Timbers Army:ホームチャント歌詞カード(PDF)

ロサンゼルス・ギャラクシー

この気持ち止まらない(FC東京)

“Aleo Aleo” ・・・元は南米のクラブが出所らしいですが、現地でこれ聞いて「東京だ!」とすぐ反応したので紹介します。残念ながら応援風景の画像が見つからず、文字だけの動画でご容赦を。

ロサンゼルスFC

LORENZO(柏)・This is Home(名古屋)・ ほか

(LAFCでの題名不明)・・・元はアルゼンチン・ブエノスアイレスのクラブ「CAサン・ロレンソ・デ・アルマグロ」で用いていたものが広がった、とのことです。Jリーグでは柏のチャントで知られていて、ほか、名古屋、徳島、甲府でも使用しています。