コロンバス、新スタで迎えるダービーは逆転勝利!

 コロンバスvsシンシナティのオハイオ州同士「Hell is Real Derdy」の注目の一戦がコロンバスの新スタジアムで行われ、シーソーゲームの末、コロンバスが3-2で逆転勝利しました。

Berry brace, Zelarayan free-kick goal lead Crew to 3-2 win over FC Cincinnati

出典:コロンバス・クルー公式

 コロンバス・クルー待望の新設スタジアム「Lower.com Field」が2021年7月から使用開始されました。これまで使用していた「Historic Crew Stadium(旧称 Mapfle Stadium)」は街外れにあり、公共交通機関でのアクセスが全くなかったことから、集客にはかなり苦戦していました。今回、市街地エリアに位置する新スタジアムに移転したことで、今のところかなりの集客があるようです。

 同じオハイオ州同士にあるFCシンシナティとの対戦は、MLSでの数あるダービーマッチでも盛り上がっている部類に入ります。特に今年は、両クラブとも新スタジアムでの開催となりますので、注目していました。

 試合はコロンバスが45分に先制するもすぐ追いつかれ、後半逆転されて1-2。しかしコロンバスは81分、82分と立て続けに得点し、3-2-で劇的な逆転勝利を収めました。
 なお、ダービー第1戦(7月10日)はコロンバスは1人少ないながらも終盤に追いつき、2-2で勝ち点1を得ています。ダービーにふさわしく、よく点が入る試合展開が多いようです。

 ところでここ最近、アメリカのプロスポーツはコロナ禍前のように集客しているようです。MLSでは特に離隔なく着席させているし、マスクの着用はほぼありません。ゴール裏ではサポーターが立ち見で大きな声援を送っています。事実、この日のダービー戦では、スタジアムの収容人数20,371人のところ、19,949人でほぼ満員の入りでした。Jリーグでは去年と同じ観戦スタイルが続いているので、もうこれは国の違いとしか言い様がないですが、早くコロナ禍の前に戻るといいですね。