シンシナティ、新スタジアム初戦は惜敗!

 FCシンシナティの新しいサッカー専用スタジアム「TQLスタジアム」が完成し、ホーム初戦を迎えました。なお、試合は惜しくも2-3で敗戦です。

HIGHLIGHTS: FC Cincinnati vs. Inter Miami CF | May 16, 2021

出典:FCシンシナティ公式

 2019年シーズンからMLSに参加したFCシンシナティ、昨年の2020年までは既存のアメフトスタジアムでホームゲームを開催していましたが、待望の「TQLスタジアム(建設時の名称はウエストエンド・スタジアム)」が完成し、5月16日に新スタジアム初戦を迎えることになりました。

 新スタ初戦の相手はマイアミ。シンシナティは前半で2点先行されて苦しい展開でしたが、後半59分と82分に得点して2-2となり、雰囲気は最高潮。しかしその3分後には再びマイアミに勝ち越され、2-3で惜しくも敗戦。新スタ初ゲームで初勝利を飾ることはできませんでした。

 この試合、ハイライトを動画配信で見ましたが、26,000人収容でMLSとしては平均的な収容人数の規模のサッカー専用スタジアム。全席が屋根で覆われていて、満員だと声の反響がすごそうです。構造としては基本2層式ですが、ホームサポーターが集うゴール裏だけ1層式となっており、サポーター同士で一体感が出そうな造りとなっています。ゴール裏とピッチが近い、ピッチ面と座席の高さレベルが近い、スタンドは角度がありそう、などなど、試合観戦の環境としてはかなりようさそうなスタジアム。コロンバスとのダービー戦はどういう雰囲気になってしまうのか?とても楽しみです。

 なお、シンシナティ所属の久保裕也選手は先発出場、74分間ピッチでプレーし、ゴール、アシストともになしという結果でした。