ホームタウンを観光しよう! @PHI 2019

フィラデルフィア観光のポイント

【旅行日程】
○2019年5月 フィラデルフィア滞在は4泊5日
【主な移動手段】
○ダウンタウンは地下鉄、ライトレール、バス等公共交通機関による移動
○近郊及びニュージャージーとの往復はレンタカーによる移動

 今回はペンシルベニア州のフィラデルフィア滞在をメインとし、MLS観戦としてはフィラデルフィア・ユニオンのナイトゲーム、そして時間にして片道約1時間半の距離にあるニューヨーク・レッドブルズのデーゲームを1日でハシゴしました。そして、同じフィラデルフィアで開催されるMLBフィリーズのホームゲームも観戦しました。
 観光としては、公共交通機関で動ける範囲でフィラデルフィア市内の名所をメインとして回ってみました。
 フィラデルフィア市は、人口が全米で第5位。アメリカ独立宣言採択の地として知られ、アメリカで最初の銀行、病院があるなど、アメリカの歴史に深い関わりがある都市となっています。
 

ダウンタウン・中央駅及び市庁舎周辺

30th Streetステーション

 今回の旅の始まりは、ボルチモアからです。成田からデルタ航空を利用したとき、直接フィラデルフィア空港から入るより、なぜかボルチモア空港(ボルチモア・ワシントン・サーグッド・マーシャル国際空港)から入った方が1人往復25,000円も安かったためです。帰りはフィラデルフィア空港から帰ります。
 ボルチモア空港の最寄り駅、「BWI Rail Station(無人駅)」から、フィラデルフィアの「30th Street Station」まで、約1時間半の小旅行。料金は1人53ドルでした。

 フィラデルフィアの鉄道の玄関口、30th Street駅に着きました。駅名は街のトラム駅みたいですが、立派な中央駅です。
 

 30th Street駅の外観です。ここから地下鉄に乗って、市庁舎駅で下車し、近くのホテルまで向かいます。
 

市庁舎及び周辺

 市庁舎に着きました。街の中心的シンボルで、市庁舎を中心にメインストリートが南北十字に、そして美術館がある北西方向に延びています。その道路に立てば、時計台がよく見えます。
 

 市庁舎からちょうど南側に伸びるサウス・ブロード通り(South Broad St.)です。写真のとおり、通りの真ん中に市庁舎が見えます。今回は、この近くにあるダブルツリー・バイ・ヒルトン・フィラデルフィア・センターシティに宿泊しました。
 

リーディング・ターミナル・マーケット

 市庁舎近くにある、フィラデルフィアの台所的な存在のマーケットです。生鮮物、土産店、ケーキ店、ハンバーガー店などの食事処などが個別に店を構えていました。
 

 リーディング・ターミナル・マーケットの内部です。ここにも名物、フィラデルフィア・チーズステーキの店がありました。
 

パブ店

 市庁舎周辺には気軽には入れるブルワリーやバブがあります。写真は、訪れたお店のひとつ、McGillin’s Olde Ale House(リンク)から帰るところのサウス13th通りです。写真は20時30分ぐらいですが、歩道のテーブルでも飲食できるぐらい賑やかで、割と安心して歩けました。
  

ダウンタウン・オールドシティ周辺

独立記念館

 アメリカ合衆国の独立等に関わる重要な歴史地区を観光します。独立記念館(Independence Hall)は、アメリカ独立宣言がなされた場所、アメリカ合衆国憲法が制定された場所であるなど、とても重要な建物です。もちろん、世界遺産。そして、1階と2階をそれぞれ議場として使用していたことから、アメリカ合衆国議会の上院、下院の語源となった建物でもあります。
 

自由の鐘

 アメリカ合衆国、そしてフィラデルフィアの象徴、自由の鐘(Liberty Bell)です。元は独立記念館の尖塔部に吊り下げられていました。今では独立記念館隣接のリバティベル・センター内で大事に展示されています。
 

第二合衆国銀行

 合衆国銀行とは、アメリカ合衆国議会の公認により設置された銀行をいいます。1817年、2番目に設立されたのが第二合衆国銀行です。
 

第一合衆国銀行

 次に、第一合衆国銀行です。1791年、アメリカで最も最初に設立された銀行です。ダウンタウンから近い順に第二合衆国銀行、第一合衆国銀行となり、双方の距離は200mしか離れていません。
 

ペンシルベニア病院

 1751年、アメリカで一番最初に設立された病院です。中に入りづらいので、パイン通り(Pine St.)から眺めました。パイン通りの歩道には、ここがアメリカ最初の病院であることを示す説明文付きの立て札がありました。
 

エルフレス小径

 オールドシティ地区の北部にあるエルフレス小径(Elfreth’s Alley)。1703年から1836年の間に建物が形成された国定歴史建造物です。「歴史的通り」となっているのはここ1本だけでした。
 

 エルフレス小径より先に行くと、デラウェア川までたどり着きます。川沿いには何か所か公園が整備されていて、そのひとつのレース・ストリート・ピアに立ち寄ってみました。橋が間近に見え、鉄道併用橋のため地下鉄電車が通過するたび轟音が響きます。ここでしばらく対岸のニュージャージー州側を眺めながらしばらく風に当たっていました。
 

フィラデルフィア・チーズステーキ

 フィラデルフィアの名物といえば、フィラデルフィア・チーズステーキ! といっても見た目はホットドッグで、中に牛肉とチーズが挟まっています。今回は、マーケット通りとストロベリー通りの一角にある有名店、「Campo’s Philly Cheesesteaks(リンク)」に行ってみました(写真は撮ってないので、WEBにある写真でどうぞ)。店内は狭いですが、満席なら外にあるテーブルで食べることができます。
 

ベンジャミン・フランクリン通り

フィラデルフィア美術館

 歴史地区と並ぶフィラデルフィアの観光名所、フィラデルフィア美術館に行きます。なんといっても有名なのは、映画「ロッキー」のロケ地。有名なシーンとして、トレーニングで美術館前の階段が使われていて、この階段はロッキー・ステップと呼ばれています。美術館の階段下にはロッキー像があり、普段は写真を撮りたい観光客で長い行列ができている・・・との話ですが、今回は朝9時半頃に着いたので、観光客は5組ぐらい。ほぼ自由に写真が撮れました。
 ホテル前(市庁舎近くのダブルツリー・ホテル)のバス停から32番バスを利用して、乗り換えなしで行くことができました。
 

 この階段が有名な「ロッキー・ステップ」。ビデオで撮りながら駆け上っている観光客が結構いました! 階段の上に美術館の建物があります。
 

 ロッキー・ステップの上からフィラデルフィア市内を眺めます。まっすぐ伸びるベンジャミン・フランクリン通り(Benjamin Franklin Pkwy)の先に市庁舎が建ちます。
 

ロダン美術館

 美術館と市庁舎を一直線で結ぶ大通り、ベンジャミン・フランクリン通りを歩いて戻ってみます。途中、ロダン美術館がありました。入館しませんでしたが、入り口に考える人の像があり、これだけで満足。
 

ローガン・スクエア付近

 ベンジャミン・フランクリン通りの美術館側は街路樹が多く、緑に覆われながら歩く感じでしたが、市庁舎に近づくと近代建築物が建ち並ぶ絵になります。写真は、ノース20th通りとの交点付近。ローガン・スクエアがこの写真の左側に少しだけ見えています。
 


その1・・・スタジアム概要・周辺状況・外観 編
その2・・・スタジアム内部・試合のようす 編
その3・・・アクセス 編
ホームタウンを観光しよう!(フィラデルフィア)
MLSと共に行くMLB観戦記(フィリーズ)